ささき農園(佐賀県)
■ 佐賀県 ささき農園 佐々木励(つとむ)
佐賀県唐津市の自然な土地で、農薬・化学肥料を使用しない健康な農産物を栽培されているささき農園さん。
農薬を使用しない健康な畑の土が雨をろ過し温泉水を作るので、美しい水と環境を守るためにも無農薬栽培にこだわっております。(この温泉の水は冷暗保存で1ヶ月保存しても腐らない綺麗な水です)
また、圃場の山の土にも特徴があり、綺麗でふかふかした土なので、根菜作りに最適です。
自然を壊さないように、山の落ち葉や刈草などから作った堆肥を入れることで、ミミズや虫達が住みやすい自然循環の土に近づいて行きます。
安心、安全で美味しいこだわりの健康野菜作りを通じて、自然環境を守り、子供達が安心して食べられる野菜を育て続けます。
その野菜を食べたみんなの「おいしいの笑顔」が生まれる事を願っています。
■ 唐津自然薯(じねんじょ)の紹介
唐津の自然薯は、昔、藩主への年貢として収められるほど特別なものでした。
それは、唐津の山々がおいしい自然薯が採れる赤土の山で、なおかつ綺麗な温泉が湧く山だったからです。赤土の自然薯は美白、美肌で粘り強いのが特徴です。
また、明治38年には、夏目漱石の「我輩は猫である」にも登場し、唐津の友人から頂いた高価な自然薯を泥棒に盗まれてしまうというエピソードもあります。その頃から自然薯は知る人ぞ知る、美味しくて貴重な食材だったようです。
【 品質・保存方法 】
自然薯をすりおろした時に褐色に色が変わることがありますが、自然の活力のある証拠です。風味や味、品質に変わりはありません。すりおろしたらなるべく早くお召し上がり下さい。
保存は冷蔵庫に貯蔵して下さい。切り口表面は乾燥しますが、自然薯が呼吸しているので、ご利用される際に乾燥した部分を切り落としてご使用下さい。すりおろした自然薯は密封容器に入れて冷凍保存して下さい。
◆ ささき農園のこれまで ◆
・平成18年 エコファーマー取得 佐賀県認定3113号
・平成19年 佐賀県特別農産物認証
・平成22年 有機JAS認証取得 食総研 登録番号10A028
・平成24年 有機JAS認定取得 OARC 0090
・令和元年 大阪G20サミット晩餐会の食材納品として『自然薯』が選出
■ 自然薯のおいしい食べ方
【とろろご飯】
1.だし汁は、濃い目の味噌汁を作り冷ましておきます。
2.自然薯をすりおろし、だし汁を少しずつ入れながら伸ばしていきます。
3.熱々のご飯にとろろを掛けて頂きます。刻み海苔やしその葉、卵を組み合わせると更に美味しくいただけます。
【落としいも】
1.自然薯をすりおろします。
2.砂糖とお酢を混ぜ、甘酢を作ります。
3.スプーンで少量ずつ甘酢の中に落とし、もみのりや三つ葉を散らして出来上がりです。梅酢、黒酢など一工夫でさらに美味しくいただけます。
【揚げ出し自然薯】
1.自然薯をすりおろし、スプーンで一口大の大きさに取ります。
2.180度程度の油でさっと、10~15秒程上げます。外はカリッと中はトロリ。
3.熱いうちに天つゆにつけてお召し上がり下さい。のりで包むと磯の風味で美味しく頂けます。
【アラカルト】
◆まぐろ山かけ・・・・まぐろの刺身にとろろをかけるだけの一品です。
◆とろろそば・・・・かけそばにとろろをかけ、うずらの卵を落とせば出来上がり。
◆とろろお好み焼き・・・・小麦粉を混ぜずに、とろろにキャベツなどの具材を入れて、お好み焼きと同じように焼いて頂ければ出来上がりです。
■ 自然薯調理のワンポイントアドバイス
その1『焼く』
・自然薯をコンロ等の火にかざして、ひげ根を焼きます。
・小さいものは鍋などの上で転がして焼くと簡単にひげ根が取れます。
その2『洗う』
・軽く洗ってから水気を取ります。
・洗いながら皮をむくと、自然薯の表面のぬめりが多くなり、むきにくくなるので、自然薯は濡らさないようにしてピーラーを水洗いしながらむいて下さい。
その3『摺る』
・ささき農園の自然薯は、有機JASの無農薬栽培なので「皮ごと」安心してご利用頂けます。おろし金で摺り、その後、できればすり鉢で練ります。練れば練るほど粘りとコクが出ます。
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